気象病にご注意を!!メカニズムと対策
今年の夏は、全国的に、世界的にも異常なくらい暑かったり、大雨で災害になったりしています。
そのため、ふだん元気な人でも、体調不良を起こしたりします。
この時期、気をつけなければいけない症状の一つに気象病があります。
そのメカニズムは・・・
①急な気圧の低下⇒②内耳が気圧の低下を感知すると 自立神経の乱れが生じます⇒③心身を活発にする交感神経を刺激!⇒④めまい・狭心症・うつ病・喘息・頭痛などの症状発生⇒⑤解決方法
内耳には気圧の変化を感じるセンサーがあります。耳だったんですね~
この耳の奥に鼓膜があって、そこで身体のバランスをとっているのですが、気圧の変化に敏感になってしまうと、脳に過剰な情報を与えてしまい、交感神経と副交感神経のバランスがくずれてしまうのです。
症状としては、*古傷が痛む、頭痛、偏頭痛の悪化⇒鎮痛剤、頭痛薬
*肩こり、動悸、血圧上昇⇒ビタミンB・E、コエンザイムQ10
*めまい、吐き気、眠気、倦怠感、精神の不安定⇒酔い止め、生活習慣
の改善
*アレルギー反応⇒抗ヒスタミン薬
応急処置として・・・耳あて、耳せんなど 耳を密封状態にすると内耳センサーへの悪影響を軽減できます。お試しください。
薬が苦手な方は・・・
ツボ療法はいかがでしょうか?
A.耳を引っ張ったり回したり・・耳くるくるマッサージ
(朝・昼・晩の一日3回)
耳を軽くつまみ、うえ・した・よこに
6秒ずつ引っ張る。引っ張りながら
後ろにゆっくり5回まわす。
耳を包むように折り曲げて5秒キープ。
耳全体を手のひらでおおって、ゆっくり
円を描くように後ろに向って5回まわす。
B.手首にある「内関」を押す
内関は、手のひら側の手首のしわの真ん中から肘に向って指
3本分のところで親指側の腱との間にあります。
やってみて下さい。元気になりますように。